PDCAのPはとても大きなものみたいです
セミナーに参加していると、さまざまな所でPDCAという言葉を聞くことがあります。正確には「サイクル」がついてPDCAサイクルと呼ばれることの方が多いでしょうか。
プロジェクトなどの品質管理を行うための考え方で、Plan(計画)、Do(実施・実行)、Check(点検・評価)、Action(処置・改善)の頭文字をとったものですね。
で、一般的にはPDCAを常にグルグルと回しながら品質管理を行って行きましょうね、という考え方でいろんな規格にも取り入れられているようです。
4段階を順次行って1周したら、最後のActを次のPDCAサイクルにつなげ、螺旋を描くように1周ごとにサイクルを向上(スパイラルアップ、spiral up)させて、継続的に業務改善する。この考え方は、ISO 9001、ISO 14001、ISO 27001、JIS Q 15001などの管理システムや、ソフトウェア開発におけるスパイラルモデルを始めとする反復型開発などにも反映されている。また労働安全マネジメントシステムでは、これらのISOと同様なPDCAサイクルを活用して危険元凶を特定しリスクアセスメントを行うことでリスク低減を継続的に実施している。
ふむ、でもこれってなんか違和感を感じませんか?実際にプロジェクトを回していく場合に、Plan(計画)ってそんなに頻繁に変わりますか?例えばWebサイトリニューアル時におけるコンセプト(Plan)を考えてみましょう。揺ぎ無いコンセプト(Plan)があって、現場レベルでは絶え間ないDo(実施・実行)とCheck(点検・評価)がなされているのが現実ではないでしょうか。
で、先日yuuさんとお話していたときに、PDCAのホントの姿はこんな感じだ!と書いていただいたのが冒頭の写真でして、会議室と現場の間の違和感がちょっとスッキリしました。
特に結論もない駄文でスミマセン。
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