飲み会幹事になって失敗しないために

僕はなんだかんだで飲み会の幹事をやることが多いのですが、今まで開催した飲み会は概ね好評をいただいております。ということで今回は、幹事にされてしまったけどどうして良いのか分からない!という方のために、僕がいつも行っていることを書いてみます(飲み会の人数が20人くらいの場合で)。

  • お誘いメールは「基本の雛形+一言」

    まずは基本の雛形、飲み会の概要ですね。僕の場合は、お店名(参考URL)、日時、集合場所、念のため当日の連絡先(自分の携帯番号)が通常です。ここで重要なのがお店であれば詳細がわかるURLを一緒にはったり、集合場所も漠然と○○駅だけでなく、○○線○○駅○○出口と細かく書きましょう。このように詳細な情報がない場合、例えば受け取った方がお店の名前をネットで探そうとしてもなかなかそのお店のページが見つからなくてイラっとしてしまう、なんてこともあるでしょう。そうした場合は招待メールもスルーされてしまう危険性が高まります。面倒くさがらずに詳細な情報をつけたメールを送りましょう。

    そして雛形よりも大切なのが一言。あらゆる方へBccなどで一斉メールを出すのではなく、一人一人に個別でメールをしないとできない芸当です。例えば、最近一緒に仕事をした方であれば、「○○の件ではお世話になりました。また案件のお話があった際にはよろしくお願いします!さて今回は(以降会へのお誘い)」などのようになんだか飲み会とは関係なくても良いので、一言を添えましょう。経験則ですがこれがあるのとないのとではまるで出席率が異なってきます。

  • メンバーの男女比にも一応気をつけて

    別に合コンというわけではないただの飲み会ですのでそこまで気を使わなくても良いのですが、やはり一応はメンバーの男女比にも気を付けましょう。出会いがどこであるのか分かりません。

  • お店の選定には気を配りましょう

    肝心のお店の選定ですが、僕の場合はだれかと直接あってお話している際にグルメ系の話題になり、じゃぁ今度そこ行きましょうよ!となるケースが多いので、あえて選定をしなくても良いケースがほとんどです。でもそうなるケースも少ないでしょうとも思いますので、選定の方法です。

    まずは、NGなものがないかをメンバーの方に聞いておくと良いでしょう。例えば美味しい四川料理のお店を自分が知っているのでそこを知っている場合、お誘いメールの中で「結構辛い料理が中心のお店ですが大丈夫でしょうか?もし辛いのが苦手でしたら遠慮なく言ってくださいね。近くに(または同じ駅で)他のお店もありますので。」的な一文を入れておくと良いでしょう。

    では、そこでNGだという方がいた場合はどうしましょうか?僕も飲食店のレパートリーが多い方ではありませんので困ったことになります。そんなときに活躍してくれるのが「食べログ」などのグルメ系サイトです。例えば新宿で開催することが決まっているのであれば、「食べログトップページ」から「都道府県から探す>東京」、「新宿・代々木・大久保」、「新宿」とカテゴリーを掘っていきましょう。飲食店を「和食、イタリアン、鍋、韓国料理」などカテゴリーごとに探すことができます。各カテゴリー内を見てもらうと、点数の高い順にソートされて表示されます。これが重要で、高得点なお店にしておけば、ほぼほぼはずすことはありません(さらに今回はお店の雰囲気が重要などがありましたら、雰囲気のみの点数を確認しましょう。他にも料理・味、サービス、酒・ドリンクの点数を確認できます。さらにさらに心配であれば、詳細ページで「口コミ」を読みましょう。お店の生の姿を確認することが可能です)。

    僕は以前、飲み会5日前くらいに想定してお店がNGなことを知ったことがありました。その時は美味しいホルモンを食べよう、という会でしたので東京ページのホルモンカテゴリーを見て、上から順にいけるかどうかを確認し窮地を脱したことがあります。このようにデータが豊富なサイトを効率よく利用することでお店のレパートリーが少ない方でもお店をはずす心配を解消できます。

  • 重要なのがリマインダー

    さて、会が近くなってきたときに重要なのがリマインダーです。まずは開催まで一週間くらいの時に一回目のリマインダーを入れると良いでしょう。「さて開催も近くなって参りましたが」的な内容から書き始め、概要と続き、最後に重要なのが「では当日お会い出来るのを楽しみにしております!」などの文句です。これで、なんかいざ近くなってきたら面倒だからキャンセルしちゃおうか、という危険を少なくできるでしょう(これも経験則ですが)。

    さらに心配な場合は開始前々日くらいに、「念のため再度お送りいたします」などといった具合でリマインダーを送ると良いでしょう。ちょっとここまでくるとうざいなーという方もいるのでは?と心配する方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも、僕が参加者の時に多いのですが「あ、そうだ飲み会今週だったな。時間と場所はどこだっけ?」という思いをする方も多いものです。そんな時には、他のメールに埋もれてしまって奥底に行ってしまったメールを探す手間が省けるわけですから、むしろ「あー、ありがたい」ということもあるものです。

  • 集合場所へはちょっと早く着いてましょう

    5分前に集合場所へ着く方も少なくありません。誰もいなくて心配な思いをさせないように、幹事の方は10〜15分前くらいには集合場所へ着いておきましょう。

    また、集合時間になってもメンバーが集まらない、ということも少なくありませんね。その場でどうしようかソワソワしないように、リマインダーメールには、「○○時○○分を過ぎましたら、お店へ移動してしまいます。場所がわからない、遅れそうなどありましたら携帯までご連絡をいただけると幸いです。」などの文面を添えるようにしています。

  • 周辺のお店も頭にいれておきましょう

    週末の予約ですと、2時間制を採用しているお店も多いでしょう。例えばちょっと早くて17:00スタートであれば、なんだかんだあっても外に出るのは19:30前くらいでしょう。あきらかに帰るには早すぎます。一件目で食事は済ませているでしょうから、落ち着いて飲めるお店や、カラオケ、ボーリング場など、一通りの場所を把握しておくとグットです。あきらかに次に移るであろう場合は前もって予約をしても良いですね。

だいたい以上でしょうか。さぁ!あとは楽しんでください!!!

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