「Webデザイナーのための jQuery入門」を読みました
著者の高津戸さんから弊社あてに献本いただきまして、年末年始休暇あたりに読んでみました。
で、読んだ感想としては「良い!」ってことです。
僕は業務中にそこまでJavaScriptを書く人ではありませんので、JavaScript本としての良さが美味い具合に伝えられないのですが、他のブログエントリーなんかがfacebookでまとめられてますのでこちらからいろいろ読んでみるとその良さが伝わるかと思います。
というわけでJavaScriptに焦点を絞った感じではないのですが、あまりみなさんが書いてない所で良いなと思った理由を。
キャリアパスに悩んだ方にすごく良いと思った
「Webデザイナーのための」本ということで、ビジュアルデザインのスキルがあって、最低限のHTML/CSSのスキルがあって、jQueryはプラグインを使ったことがあるという感じの方を想定されているのかなと思います。
こういう方の場合、次に強みにすべきスキルを何にしようか?と悩むことも多いのではないかと思います。
ちょっと前に一人でデザインもアプリ開発もマーケティングも全部できちゃう海外のだれかみたいになるべきだ的なブログ記事を読みました(どの記事か忘れちゃってるのでどなたかコメントなどで補完いただければ幸いです[コメントで補完いただきました])。まさにその通りだと思いますし、僕自身もそうなりたいという思いだけはあるのですが、それってすさまじく大変ですよね。
ゼネラリストとT型人間のどちらが良いか的なお話をしている時に当時読書家だった(ですよね?)森田さんが「ぶっといIになれば良い」とおっしゃっていたのを覚えているのですが、それも森田さんだからこそ言える言葉でして、さすが神だなと思ったものです。
さて、Ajaxというキーワードがバズってからかなりの年月が過ぎました。
最近リニューアルされたり新規に作られるサイトでJavaScriptを利用したUIがないサイトの方が少ないのではないでしょうか。
今、Find jobで「フロントエンド」検索をしてみたら9件しか募集がヒットせずにそんなものなの?と思ったんですが、日常業務の中でクライアントさんやパートナーさんからの相談を受けているかぎり、フロントエンドエンジニアが全然足りないよ!という状況になっています(スマホの世界もすごいことになってますし)。
そんな状況なのでフロントエンドエンジニアの道に進もうかなと思った方は、まずこの本を読んでみると良いんじゃないかと思います。
いきなりサイ本とかを読んでしまうと挫折してしまう方がとても多いと思います(僕もそんな人ですが)。
そうなっちゃうとフロントエンドへの道がとても険しいものになっちゃって、もーこんな道はいやだーとかなっちゃうでしょう。
というわけで、フロントエンドへの道へ興味を持った方はまずこの1冊を読みましょう、話はそれからだって感じの本だと思いました。
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